PHP文庫紹介
86歳を過ぎてなお、精神科医として患者と接し続ける著者。そんな人生経験豊富な著者が、心のよりどころを失った人に向けて新たにメッセージを綴ったのが本書。「一日の苦労はその日の分で十分だ。心配事はべッドに持ち込むべからず。」「迷ったときは面白そうなほうを選ぶと、思いもかけない楽しみに出会うことがある。」など、悩みを解消し、楽しく美しく生きる知恵が満載の本。文庫書き下ろし。

著者
題名
副題
心が晴れる生き方
斉藤茂太
私は八十六歳である。七十七歳が日本人男性の平均寿命だから、平均値は超えている。でも、長生きを目標にしてきたわけではない。「いかに長く生きたかではなく、いかによく生きたか」と、古代ローマの哲学者は問うたそうだが、私は「よく生きる」ことに重点を置いているのだ。
元気で、明るく、楽しく毎日を過ごしてこそ、「生きる」ということではないかと思う。さらにいえば、そこに「美しく」を加えられるとより素敵だ。健康で、明るく、楽しく、品よく生きる。
本書「まえがき」より
さ06-20